Myobraceは他の矯正装置となにが違うの?

マウスピース矯正の中の1つと思われていることもありますが、目的が全く違います。

他の装置の”多く”は、今ある骨の中で水平的に歯を動かすことを目的にしています。

Myobrace は、"頭蓋顔面の正しい成長発育" を目的にしています。
キレイな歯ならびは、その結果としてもたらされるものだからです。

 

一貫した理念や哲学、確立したシステムとして、1989年にオーストラリアのDr. Chris FarrellによってMyobraceは開発されました。以来30年以上にわたり、世界100カ国以上で結果が立証されています。

 

 

Myofunctional(筋機能) と Braces(歯列矯正) を掛け合わせてMyobrace(マイオブレイス)という装置、筋機能矯正治療として名付けられています。

 

そのコンセプトは、「 まず機能を治療し、歯の治療は最後に 」

まず先に機能を治す。

人体は静的ではなく、動的で、常に機能していることを考えるとコンセプトは、とても理にかなっています。

 

 

 

また、装置の素材としても医療用シリコンが使用されており、安全性という面でも他の装置と一線を画すものとなっています。

 

マイオブレイスシステムの中でも、歯を動かす装置を使用する場面はあります。

ただし、その目的は舌を挙上するスペースを確保するためのものです。

 

 

その治療は、問題対処なのか、問題解決に向かっているのか。

装置そのものは問題をすべて解決してくれるものではないのです。

装置を扱う術者が、いつも自問自答するべきことですね。

 

 

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